日本4番目の規模！造山古墳

造山古墳は、墳長約350mを誇る巨大な前方後円墳で、全国で4番目の大きさを持ちます。この古墳は5世紀中頃に造られたと推定されており、吉備地方が古代において中央政権と並ぶほどの強大な勢力を持っていたことを示しています。墳丘は立ち入り可能で、その広大な敷地を実際に歩くことで、古代の王の権力の大きさを実感できます。春には桜、秋にはコスモスが咲き誇り、四季折々の美しい景観の中で、歴史散策を楽しめます。

周囲には陪塚（ばいちょう）と呼ばれる小型の古墳も点在しており、当時の古墳群の姿をうかがい知ることができます。特に、古墳から出土したとされる土器や埴輪は、吉備の文化や技術の高さを物語っています。現在も未発掘の部分が多く、その謎めいた存在もまた、訪れる人々を惹きつけてやみません。日本の古代史に興味がある方はもちろん、広大な敷地でのんびり散策したい方にもおすすめのスポットです。
古墳女子の方もぜひ(￣▽￣)ノ＿彡

広めの駐車場が古墳東側の入り口辺りにあります。

近くに同時代に造られた作山古墳もあります。