モエレ沼公園 - イサムノグチ

モエレ沼公園は、札幌市東区にある、世界的な彫刻家イサム・ノグチが「全体を一つの彫刻作品」として設計した芸術性の高い公園です。かつてゴミの最終処分場だった場所が、壮大なアート空間へと生まれ変わりました。公園全体がイサム・ノグチのコンセプトに基づき、幾何学的な地形やモニュメントが配置されており、訪れる人々は歩きながら、自然と一体化したアート作品を体感することができます。札幌市内にありながら、その広大な敷地とユニークな造形は、非日常的な体験を提供します。

公園の中心には、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」があり、公園の象徴的な存在となっています。光が降り注ぐ屋内空間では、展示やイベントが開催され、冬期間でもアートに触れることができます。その他、標高107メートルのモエレ山やプレイマウンテンといった人工の山々、海の噴水やモエレビーチ（夏季限定）など、様々な施設が点在しており、それぞれの場所で異なる景色や体験を楽しめます。特に、季節によって表情を変えるモエレ沼の周辺や、カラフルな遊具が並ぶエリアは、子供たちにも人気です。

モエレ沼公園は、春の新緑、夏の水遊び、秋の紅葉、そして冬の雪景色と、四季折々の美しい風景が楽しめる場所です。ウォーキングやサイクリング、ピクニックなど、様々な過ごし方ができます。

入場料ならび駐車場ともに無料です。