浜名湖の大草山展望台とロープウェイ

静岡県浜松市、浜名湖の北岸に位置する大草山（おおくさやま）は、浜名湖全体を一望できる絶好の景勝地です。山頂へは「かんざんじロープウェイ」でアクセスします。このロープウェイは、日本で唯一、湖の上を横断するゴンドラで、眼下に広がる浜名湖の雄大な景色を空中から楽しむことができます。約4分間の空中散歩は、まるで湖の上を飛んでいるかのような浮遊感を味わえ、旅の気分を盛り上げてくれるでしょう。

大草山山頂にある「大草山展望台」からは、360度のパノラマビューが広がります。眼下には煌めく浜名湖、遠くには太平洋、そして晴れた日には富士山まで望むことができます。展望台に隣接して「浜名湖オルゴールミュージアム」があり、19世紀の貴重なアンティークオルゴールの美しい音色を鑑賞できます。毎時00分には、展望台に設置されたカリヨン（複数の鐘を組み合わせた楽器）の自動演奏も始まり、景色とともに音の癒しを提供してくれます。

浜名湖パルパル（遊園地）のすぐ近くにロープウェイの乗り場があり、家族連れでの観光にもおすすめです。美しい景観と、歴史あるオルゴールの音色に癒され、浜名湖での特別な思い出を作ってください。


【豆知識】
かんざんじロープウェイは、全長723m。湖上を渡るロープウェイとしては日本唯一です。大草山の展望台には、カリヨンと呼ばれる美しい音色の鐘があり、毎時00分に自動演奏されます。

【穴場スポット情報】
大草山展望台からロープウェイで降りた先には、浜名湖かんざんじ温泉街が広がっています。日帰り温泉施設や足湯、お土産物店などが点在しているので、ロープウェイと展望台を楽しんだ後に、温泉でリラックスするのもおすすめです。また、舘山寺門前通りから少し脇道に入ると、「志ぶき橋」という赤い欄干の橋があり、空と湖のコントラストが美しいフォトスポットとして人気です。