忠義の足跡！赤穂城跡

赤穂城は浅野長直の命で1648年から築かれ、軍学者・山鹿素行の知見も取り入れた“海に開く平城”。鋭角に折れる石垣や多方向に配された虎口など、実戦的な縄張が見どころです。

城跡は1971年に国の史跡、二之丸・本丸の大名庭園は2002年に国名勝となり、往時の景観を伝える文化財として整備が続きます。

本丸南面の大池泉や二之丸の広大な池泉群は、舟遊びもできたと記録に残るスケール。現在は発掘成果を踏まえた復元・公開が進み、季節の光と水面の表情が映える撮影スポットとして人気です。桜や新緑、晩秋の色づきが石垣・水堀に美しく重なり、ゆったり巡る城跡公園散策が楽しめます。

お城の北側に無料の駐車場があります。


【豆知識】
・赤穂城は瀬戸内海側の水手門から船で入城できた“海城”の性格を持つ珍しい平城。

【穴場スポット】
城郭の三の丸には、赤穂浪士を祀る大西神社があります。