奥出雲 そば処 一福 頓原本店

奥出雲そば処 一福 頓原本店は、島根県飯石郡飯南町の中国山地の豊かな自然に囲まれた山間にある、地元で人気のそば処です。昭和33年の開店以来、そば打ち四代の伝統を受け継ぎ、手打ちにこだわった本格的な出雲そばを提供しています。そばの実を殻ごと挽き込んだ「挽きぐるみ」のそば粉を使用しているため、麺の色はやや黒っぽく、香りが高く、コシが強いのが特徴です。

メニューは、出雲そばの定番である「割子そば」をはじめ、温かい「釜揚げそば」や、舞茸の天ぷらが絶品の「天ぷらそば」などが人気です。特に「割子そば」は、器にそばを盛り、薬味とつゆをかけて食べる独特のスタイルで、出雲そばの魅力を存分に味わえます。食後には、そば湯も提供され、そばの風味を余すことなく堪能できます。

店内は清潔感があり、落ち着いた雰囲気で食事が楽しめます。職人がそば打ちをしている様子を見ることもでき、できたてのそばを味わえるのは本店ならではの魅力です。山陰・山陽を中心に展開する「一福」グループの本店として、その味と伝統を守り続けています。自然豊かな奥出雲の地で、本場の味覚を体験したい方におすすめです。


【豆知識】
出雲そばは、日本三大そばの一つに数えられます（ほかは信州そば、わんこそば）。特徴は、そばの実を殻ごと挽き込む「挽きぐるみ」のそば粉を使うこと。色が黒っぽく、香りが強いのが魅力です。また、丸い漆器に盛られた「割子そば」や、茹でたそばに熱いそば湯をかけて食べる「釜揚げそば」といった独特の食べ方があります。

【穴場スポット情報】
奥出雲そば処 一福 頓原本店から車で約10分ほどの場所には、飯南町のシンボルでもある「琴引フォレストパーク」があります。豊かな森林の中で、森林浴や散策を楽しめます。また、近くには「頓原ラムネ温泉」という珍しい炭酸泉の日帰り温泉施設もあり、そばを味わった後に温泉でゆっくりと疲れを癒すのもおすすめです。