女性人気！縁結びの出雲大社

出雲大社は、島根県出雲市大社町に鎮座し、古くから「いずもおおやしろ」と読まれてきた日本最古の神社の一つです。主祭神は大国主大神（おおくにぬしのおおかみ）で、縁結びの神様として広く信仰を集めています。縁結びとは、男女の縁だけでなく、あらゆる人とのつながりや絆を結ぶことを意味するとされ、多くの参拝者がそのご利益を求めて訪れます。旧暦10月（神無月）に、全国の八百万の神々が出雲に集まるという「神在月（かみありづき）」の舞台としても知られています。
本殿など建物も歴史を感じさせますが、出雲大社裏の山などの自然や立地がすばらしいと感じます。


本殿は、日本最古の神社建築様式である「大社造（たいしゃづくり）」の代表例であり、国宝に指定されています。現在の本殿は1744年に造営されたものですが、古代には現在の約2倍にあたる高さ48mもあったと伝えられています。境内には、巨大な注連縄で有名な「神楽殿」や、美しい松並木の参道など、見どころが豊富です。参拝は、一般的に「二拝四拍手一拝」という独特の作法で行います。

広大な境内は、四季折々の表情を見せ、特に新緑や紅葉の時期は、その美しさが一層際立ちます。出雲大社は、単なる観光地としてだけでなく、日本の神話や歴史、文化に触れることができる、非常に神聖で特別な場所です。


東に車で5分ほど走ったところに島根ワイナリーがあります。
西に車で5分ほどのところには、稲佐の浜があります。

出雲大社への電車でのアクセスはJR岡山駅から「特急やくも」＞「一畑電車」に乗り継いで4時間ほどの電車旅です。
高速道路でのアクセスなら広島県尾道から2時間ほどです。高速道路の尾道松江自動車は無料区間があるので割とお得です。


【豆知識】
出雲大社の参拝は、一般的に「二礼四拍手一礼」が正しいとされています。また、本殿の御神座は大国主大神が西を向いていらっしゃるため、本殿の周りを時計回りに歩いて、西側の「素鵞社（そがのやしろ）」の裏側から参拝すると、神様と正面でお参りできると言われています。

【穴場スポット情報】
本殿の真裏にある「素鵞社（そがのやしろ）」は、出雲大社の中でも特に強力なパワースポットと言われています。八足門でお参りした後、本殿の周りを時計回りに進むとたどり着けます。また、出雲大社のすぐ隣には「島根県立古代出雲歴史博物館」があり、出土した巨大な宇豆柱（うづばしら）など、古代出雲大社の姿を学ぶことができ、参拝前の訪問がおすすめです。