神鍋高原と神鍋山

神鍋高原は、約2万5千年前に噴火した神鍋山の溶岩流によって形成された、広大な高原です。近畿地方で唯一、火口を見学できる場所として知られ、その独特の地形が特徴です。
神鍋山頂にある噴火口には周囲約750m、深さ約40mの噴火口跡が残っています。

神鍋山は、神鍋高原の中央に位置する美しい山で、その山頂にははっきりとした火口跡が残っています。火口周辺は遊歩道が整備されており、気軽に火口の様子を観察できます。山頂からは、神鍋高原を一望できる雄大なパノラマが広がります。初心者でも登りやすい山なので、ハイキング気分で気軽に挑戦できます。特に新緑の季節や紅葉の時期は、息をのむような美しい景色が楽しめます。

冬はスキーやスノーボードのメッカとして、多くの人々で賑わいます。広大なゲレンデは初心者から上級者まで楽しめ、上質なパウダースノーが魅力です。夏には、緑豊かな高原で、パラグライダーやトレッキングなど、様々なアウトドアアクティビティが楽しめ、家族連れや友人同士のグループ旅行に最適です。

アップかんなべスキー場、奥神鍋スキー場、万場スキー場などあり西日本屈指のレジャーリゾート地にもなっています。

神鍋高原一帯は、自然の恵みが豊かな地域でもあります。地元の新鮮な野菜や果物はもちろん、但馬牛や神鍋高原で育ったそばを使ったグルメも楽しめます。温泉施設「神鍋温泉ゆとろぎ」も近くにあり、アクティビティで疲れた体を癒すのに最適です。