余部鉄橋展望台「空の駅」- 道の駅 あまるべ

道の駅あまるべは、日本海に面した香美町に位置し、旧余部鉄橋のすぐそばという絶好のロケーションが魅力です。
直売所では、日本海でとれた魚介類の水産加工品や干物が中心で、鮮魚などが販売されているわけではありません。
レストランは、煮魚定食や天ぷら定食のほか、トンカツ、カレー、蕎麦、うどんなどがメインで、海鮮丼などが充実しているわけではありません。

道の駅の最大の魅力は、隣接する余部鉄橋「空の駅」へのアクセスです。道の駅からエレベーター「余部クリスタルタワー」で約40mの高さまで昇ると、旧余部鉄橋の橋脚の一部を利用した展望施設「空の駅」に到着します。そこからは、日本海の絶景と、現役の余部橋梁を走る列車を間近で見ることができ、迫力満点です。

余部鉄橋の歴史や、建設当時の様子を学べる展示スペースも道の駅内に設けられており、かつての鉄橋の雄姿を偲ぶことができます。鉄道ファンはもちろん、歴史や絶景に興味がある方にもおすすめです。


【豆知識】
余部鉄橋は、2010年に廃線になった、かつて山陰本線にかかっていた鋼製のトレッスル橋で、明治時代に建設された国内有数の大規模な鉄橋でした。老朽化に伴い現在のコンクリート橋に架け替えられましたが、一部の橋脚が保存され、展望施設「空の駅」として生まれ変わりました。