播磨国総社の射楯兵主神社

播磨国総社 射楯兵主神社（はりまのくにそうしゃ いたてひょうずじんじゃ）は、約1400年以上の歴史を持つ由緒ある神社です。欽明天皇25年（564年）に創建されたと伝えられ、播磨国内の大小明神（神様）を一同に集めて祀る「総社」として、古くから地域の人々に「総社さん」の愛称で親しまれてきました。主祭神は射楯大神（いたてのおおかみ）と兵主大神（ひょうずのおおかみ）の二柱で、両神の「二神一光」の御神徳により、厄除けや招福、縁結びなど、様々なご利益があるとされています。

境内は、歴史と風格を感じさせる広々とした空間が広がっています。本殿や拝殿の壮麗な建築美はもちろんのこと、境内各所に点在する摂末社（他の神様を祀る小さな社）も必見です。特に、縁結びの神様として有名な大国主命を祀る社や、智慧の象徴とされる「撫でみみづく」など、見どころが豊富です。年間を通じて多種多様な祭典が執り行われ、特に2月に行われる「厄神祭」や、夏に開催される「夏祭り」は多くの人で賑わいます。

縁結びや安産祈願にご利益があり女性にも人気です。
男性用にも黒田官兵衛の勝運が上がるお守りもあります。


【豆知識】
射楯兵主神社は縁結びのご利益で有名です。特に「ひめじ縁結び通り」と呼ばれる参道には、ハートがデザインされたプレートが並んでおり、恋の成就を願う多くの人々が訪れます。