圧倒的な大提灯！雷門 - 浅草寺

浅草寺の創建は、推古天皇36年（628年）に遡ります。
都内最古のお寺で、その歴史は1400年近くに及びます。国内外から年間約3000万人もの参拝客が訪れる、まさに東京のシンボル的な存在です。まず目を引くのは、その威容を誇る朱塗りの「雷門（かみなりもん）」。門の中央に吊り下げられた巨大な提灯は、その大きさに圧倒されます。提灯の裏側には、雷門の正式名称である「風雷神門」の文字が書かれており、風神・雷神が安置されています。

雷門から本堂へと続く約250メートルの「仲見世通り」は、日本で最も古い商店街の一つとして知られています。両側には、雷おこしや人形焼などの伝統的なお菓子、和小物、お土産物屋などがずらりと並び、活気あふれる声が飛び交います。食べ歩きも楽しみの一つで、揚げまんじゅう、雷おこし、人形焼など、気軽に味わえるグルメが充実しています。多くの人で賑わう仲見世通りを歩きながら、日本の伝統的なお土産を探したり、お祭りのような雰囲気を楽しんだりするのも、浅草寺参拝の醍醐味です。

境内から東京スカイツリーを見ることもできます。


【豆知識】
雷門の大提灯は、パナソニックの創業者である松下幸之助氏が寄付したものです。1960年に松下幸之助氏の寄付によって、雷門は再建されました。大提灯は、高さ3.9メートル、幅3.3メートル、重さ約700キログラムという巨大なものです。