日本一の落差350m！称名滝

称名滝（しょうみょうだき）は、富山県中新川郡立山町に位置する、落差350メートルを誇る日本一の滝です。日本の滝百選にも選ばれており、その圧倒的なスケールと轟音は、訪れる人々を魅了します。特に、雪解け水が増える春から初夏にかけては、称名滝の右隣に、さらに落差の大きい「ハンノキ滝」が出現し、2つの滝が流れ落ちる「幻の滝」として、より一層迫力を増します。立山連峰の豊かな水が織りなす、大自然の芸術を間近で体感できる場所です。

この滝の最大の魅力は、その迫力ある景観と、季節によって移り変わる表情にあります。展望台からは、滝壺から立ち上る水しぶきと、轟音を立てて流れ落ちる水の勢いを間近で感じられます。新緑の季節は鮮やかな緑に囲まれ、秋には周囲の木々が紅葉に染まり、滝とのコントラストが絵画のような美しさを見せます。冬期は積雪のため閉鎖されますが、その間、滝は凍結し、巨大な氷瀑としてその姿を変えます。

称名滝は、ただ滝を眺めるだけでなく、周辺の散策路を歩くことで、立山の豊かな自然を肌で感じられます。滝壺近くまで整備された遊歩道を歩けば、マイナスイオンを全身で浴び、心身ともにリフレッシュできるでしょう。

道路は途中から歩行者専用道路になるため、駐車場からは30分ほど道路を歩きます。

積雪により冬季は閉鎖されます。開通するのは例年４月下旬頃～１１月下旬頃です。