河口湖の大石公園

河口湖大石公園は、山梨県南都留郡富士河口湖町に位置する、河口湖の北岸に広がる公園です。雄大な富士山と美しい河口湖を一度に望める絶好のロケーションにあり、特に、湖面に映る「逆さ富士」の美しい景色で知られています。公園内は、四季折々の花々が咲き誇る『花街道』と呼ばれる350mの遊歩道が整備されており、その色彩豊かな景観は、訪れる人々を魅了し、写真愛好家にも人気のスポットです。

この公園の最大の魅力は、その絵画のような景色の美しさと、富士山と花々を一緒に楽しめる点にあります。春にはチューリップや菜の花、初夏にはラベンダー、秋にはコキアや紅葉など、季節ごとに異なる花々が咲き乱れ、富士山を背景にした絶景を作り出します。特に、6月下旬から7月中旬にかけて見頃を迎えるラベンダーと富士山のコントラストは、多くの観光客を惹きつけます。湖畔に沿って整備された遊歩道は、散策にも最適です。

河口湖大石公園は、ただ景色を眺めるだけでなく、地元の特産品やお土産を楽しめる「ブルーベリーの里 河口湖自然生活館」があり、地元のフルーツを使ったジャム作り体験や、カフェ、お土産ショップなどが併設されています。富士山と河口湖の美しい自然を満喫しながら、山梨ならではの体験もできる、充実したスポットです。富士山観光の際には、ぜひこの美しい公園を訪れて、心に残る景色を体験してみてください。

また、2017年にオープンした、「富士大石ハナテラス」は、河口湖畔の大石地区に広がる花と食のおしゃれで＆可愛い複合施設です。四季折々の花々が咲き誇る庭園を散策しながら、富士山を望むテラス席で地元野菜を使ったカフェメニューやスイーツを楽しめます。ショップでは富士山モチーフの工芸品や地酒、お土産が豊富に揃い、観光の合間にゆったりと過ごせる癒しのスポットです。

【穴場スポット】
大石公園では、ラベンダーが見頃を迎える12月上旬から1月下旬にかけて、光のナイアガラというイルミネーションイベントが開催されます。全長280m、高さ3mの光の滝がラベンダー畑を覆うように輝き、幻想的な風景を楽しめます。