小豆島 二十四の瞳映画村

小豆島二十四の瞳映画村は、昭和29年公開の映画「二十四の瞳」のロケセットを保存・公開しているテーマパークです。瀬戸内海の美しい入江を見下ろす岬に、物語の舞台となった分教場や、漁師の家、おなじみの食堂などが再現されており、まるでタイムスリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気を味わうことができます。映画ファンはもちろん、懐かしい昭和の風景に触れたい方におすすめのスポットです。

園内には、映画の資料を展示するギャラリーや、当時の映画スターのブロマイドが並ぶ「キネマの庵」など、映画に関する様々な展示も充実しています。また、昔懐かしい駄菓子や、給食をイメージしたメニューが楽しめる食堂もあり、レトロな雰囲気を五感で体験できます。美しい瀬戸内海を背景に、分教場の机に座って写真を撮るのも人気の楽しみ方です。

【豆知識】
「二十四の瞳」は、壺井栄の同名小説を原作に、昭和初期の小豆島を舞台に、24人の孤児を育てた教師の物語を描いた作品です。戦争の激化で生徒たちは学び舎を離れ、先生も教師を辞めざるを得ないが、戦後再会した教え子と共に希望を取り戻す、人間愛と平和への願いを描く感動の名作です。