人生の道を開く - 猿田彦神社

三重県伊勢市にある「猿田彦神社」は、伊勢神宮内宮のすぐ近くに位置し、日本神話において、天孫降臨の際に、天照大御神の命を受けた瓊瓊杵尊（ににぎのみこと）を高千穂へと導いたのが猿田彦大神であると伝えられています。

物事を良い方向に導く「みちひらき」の神様として知られる猿田彦大神を主祭神として祀っており、古くから、何か新しいことを始める時や、人生の岐路に立った時に参拝すると良いとされており、ビジネスや学業、スポーツなど、様々な分野で新しい一歩を踏み出そうとする人々に篤く信仰されています。

境内には、猿田彦大神の妻である天宇受売命（あめのうずめのみこと）を祀る佐瑠女神社（さるめじんじゃ）も鎮座しています。天宇受売命は、芸能の神様として知られており、俳優や歌手、舞踊家など、芸能関係者や芸事を志す人々からの信仰が厚いです。境内は、伊勢神宮の広大な森とは対照的に、落ち着いた雰囲気で、清々しい空気に満ちています。

猿田彦神社は、伊勢神宮参拝の後に立ち寄るのに最適なスポットです。人生の道筋を正してくれる「みちひらき」の神様のご利益を授かり、心新たに再出発を誓う人におすすめです。

ただし、猿田彦大神の総本社は鈴鹿市にある「椿大神社」です。