大阪市立美術館

大阪市立美術館のコレクションは、日本・中国の美術を核に約8,700件。絵画、書跡、彫刻、金工、漆工、陶磁、染織まで分野横断で、時代も古代から近代まで幅広く網羅します。特に中国絵画や石造仏（石仏）に世界的評価が高く、国宝・重要文化財を含む名品群が特色です。

見どころの一例として、重要文化財「明妃出塞図（宮素然）」などの中国絵画、仏教美術、そして関西ゆかりの日本画・工芸の優品が多いです。

コレクション展や特別展を定期的に開催しています。

2025年リニューアルで照明・動線・バリアフリーが刷新され、戦前モダニズムの外観はそのままに、展示空間はより見やすく快適になりました。

美術館は、住友家本邸跡に建ち、背後には近代造園家・小川治兵衛作の慶沢園が広がります。
また、美術館の周辺には、通天閣、天王寺動物園や四天王寺など大阪を代表する観光スポットも点在しています。