周匝茶臼山城

1579年（天正7年）に宇喜多直家の軍勢に攻められ落城したお城です。

戦国期に笹部氏が築いたとされる中世の山城。主郭には1988年築の模擬天守（城型展望台）が立ち、市指定史跡として整備されています。曲輪、土塁、堀切、竪堀、井戸跡などの遺構が分かりやすく残り、山上からは周匝の町と吉井川、遠く中国山地まで抜ける眺望が爽快。ほぼ360度見渡すことができ、当時のお城がこの立地で四方からの攻めに有利だったことが伺えます。城跡としての見応えとビュースポットの両方を一度に味わえるのが魅力です。

春は吉井城山公園の約300本の桜が山肌を彩り、模擬天守の木造風外観と相まって写真映え抜群。展望施設の内部には、発掘で出土した瓦や土器・備前焼の展示があり、かつての暮らしや城の構造に思いを馳せられます。


【お役立ち懸念点】
現地までの道は南側経路はかなり細い山道なので避けた方が良いです。北側の「吉井Ｂ＆Ｇ海洋センター」からのルートであればある程度余裕があります。
駐車場は、お城のすぐ下にあります。ただ、お城直近の300mほどの道は細いです。300m手前には広い駐車場があります。