「節分祭」発祥の地 - 吉田神社

吉田神社は、貞観元年（859年）に、平安京の鎮守神として創建されました。ご祭神は、天之子八根命（あめのこやねのみこと）、健御賀豆知命（たけみかづちのみこと）、伊波比主命（いはいぬしのみこと）の三柱です。

吉田神社は、節分祭で有名です。節分祭は、毎年2月3日に行われ、全国から多くの参拝者が訪れます。節分祭では、厄除けや開運のご利益が期待されています。節分の頃には境内を横切る参道に屋台が並び、方相氏が鬼を祓う古式ゆかしい追儺式や、古神札を焚き上げる火炉祭が執り行われます。

境内の見どころは、日本の天神地祇を合祀する斎場所大元宮や、料理飲食の祖神を祀る山蔭神社、和菓子ゆかりの菓祖神社などユニークな社。京都の食文化に通じる“祈りのルーツ”を体感できます。


【お役立ち懸念点】
公共機関は、電車の最寄駅が遠いため、バスの方が便利です。バスの場合は、京都駅から市バス206・17系統で「京大正門前」「京大農学部前」下車、徒歩約5〜8分。