産寧坂（三年坂）

産寧坂は、二寧坂・一念坂と連なる東山の歴史的散策路。門前町の茶店や町家が石段沿いに続き、八坂の塔や高台寺方面と清水寺を結ぶ“京都らしさ凝縮”のエリアです。地区全体は重要伝統的建造物群保存地区として景観が守られ、曲がり角や高低差が変化に富む路地景観も見どころ。朝の光が差す時間や、行灯が灯る夕刻は写真映え抜群です。

京都を代表する観光スポットのひとつで、石畳の坂道に並ぶ土産物店や茶屋は、京都の風情を存分に味わうことができます。また、産寧坂は、桜の名所としても知られています。春になると、約200本の桜が咲き誇り、美しい景色を楽しむことができます。


【豆知識】
産寧坂の名前の由来は、清水寺の子安塔の安産信仰に由来しています。子安塔は、安産祈願の神様として信仰されており、産寧坂を通って清水寺へ参拝すると安産になるといわれています。そのため、産寧坂は「産寧坂」と呼ばれるようになりました。

【お役立ち懸念点】
美しい町並みを保つため、テイクアウトごみの持ち帰りなどマナー掲示にも協力を。