竹島の八百富神社

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竹島は、長さ387mの竹島橋で本土と結ばれた蒲郡の象徴。島全体が国指定天然記念物「八百富神社社叢」として守られ、対岸とは異なる暖地性の常緑広葉樹が繁る独特の自然が見どころです。“縁結びの橋”として知られる竹島橋は、夕景や満月の夜にライトアップが映え、海面のきらめきと相まってロマンチックな雰囲気に包まれます。

島の中央に鎮座する八百富神社は、日本七弁天の一つ「竹島弁財天（市杵島姫命）」を祀る古社で、創建は1181年と伝わります。金運や縁結びにご利益があるとされる「福種銭」や、珍しい“大大吉”のおみくじも人気。境内には宇賀神社・大黒神社・千歳神社・八大龍神社が点在し、五社巡りで多彩な祈りを捧げられるのも魅力です。

三河湾に浮かぶ小さな島ながら、豊かな自然が残る竹島は一周30〜60分の散策が目安。参拝後は海辺の遊歩道や竹島園地でひと休みし、時間が合えば隣接する竹島水族館まで足を延ばすのもおすすめです。