米粉パンが美味しい - 道の駅 鯉が窪

岡山県新見市に位置する「道の駅 鯉が窪」は、広島県境に近い国道182号線沿いにあり、地域唯一の道の駅です。駅名の由来にもなっている国指定天然記念物「鯉が窪湿原」に隣接しており、自然と地域食材の宝庫として知られています。地元の米粉を使用した「こめ工房」の焼きたて米粉パンや、新見のブランド牛「千屋牛肉」を使った料理が人気。美しい自然と、地域ならではの味覚を求めて、多くの観光客が訪れます。

道の駅のメイン施設では、地元の農家が丹精込めて育てた新鮮な野菜や特産品が並び、お土産探しにも最適です。レストラン「山野彩館」では、新見産コシヒカリや千屋牛肉、地元の味噌や豆腐など、こだわりの食材を使った郷土料理を味わえます。毎月末には、岡山名産の備前焼耐火レンガで作られた本格石窯で焼く「米粉ピザ作り体験」も開催され、子供から大人まで楽しめる体験型スポットとしても人気です。

車で10分ほどの位置には「鯉が窪湿原」があります。


【豆知識】
「道の駅 鯉が窪」には、「こいがくる」というフレーズから、縁結びの神として知られる大国主命を祀る「恋鯉神社」があります。恋愛成就や夫婦円満のご利益があると言われており、道の駅の裏手には恋鯉神社の顔出しパネルもあります。

【穴場スポット情報】
道の駅の名前の由来にもなっている「鯉が窪湿原」は、国の天然記念物に指定された貴重な湿原です。特に春にはリュウキンカが、夏にはビッチュウフウロなどの珍しい植物が群生し、「西の尾瀬」とも呼ばれるほどの美しい自然が広がります。湿原内には遊歩道が整備されており、散策をしながら豊かな生態系を観察できます。