大山外輪山の船上山

船上山は、平安時代初期ごろから山岳仏教が栄え、大山、美徳山とともに伯耆三嶺とよばれた、修験道の零場であったと伝えられています。

1333年には、後醍醐天皇が北条氏の追討から逃れ、船上山に立てこもりました。この出来事は、建武の中興の歴史に大きな転換点となりました。

船上山は、現在も山岳仏教の霊場として親しまれており、山頂には船上神社や、後醍醐天皇が立てこもった行宮跡があります。また、山麓には船上山万本桜公園があり、春には約1万本の桜が咲き誇ります。

一時間ほどのハイキングコースがあります。