横浪三里と横浪黒潮ライン

横浪三里は、須崎市から土佐市にかけて続く横浪半島の、特に浦ノ内湾に面した約12キロメートルの景勝地を指します。複雑に入り組んだリアス式海岸が特徴で、外洋とは異なる穏やかな湾の美しさを楽しめます。かつては通行料が必要でしたが、現在は無料化されており、気軽にドライブやツーリングを楽しめるようになりました。

横浪黒潮ラインは、この横浪半島を東西に縦断する全長約18.8キロメートルの爽快なドライブコースです。雄大な太平洋を眼下に望みながら、起伏に富んだ海岸線を走るため、まるで海の上を走っているかのような感覚を味わえます。途中には複数の展望台が設けられており、特に「帷子崎（かたびらざき）展望台」からは、リアス式海岸の全貌と太平洋の絶景を360度パノラマで堪能できます。

横浪黒潮ライン東側には四国八十八箇所霊場の第三十六番札所の「青龍寺」があります。