大樹のパワースポット！日原神社と海潮のカツラ木

「日原神社（ひばらじんじゃ）」は、古くから地域の人々に信仰されてきた静かな神社です。
日原神社は、出雲風土記に「日原社（ひはら）のやしろ」と記されており、古くからこの地の守護神として尊崇されてきました。
御祭神は、天之日原大科度美神（あめのひばらおおしなどみのかみ）、若盡女神（わかつくしめのかみ）、大日霊貴尊（おおひるめむちのみこと）です。

そして、その境内や周辺には、樹齢千年を超えるとも言われる巨大なカツラの木が群生しており、特に有名なのが「海潮のカツラ（うしおのカツラ）」です。このカツラの木は、根元から多数の幹が伸び、圧倒的な生命力と存在感を放ち、訪れる人々を魅了します。その姿は、まるで森の守り神のようで、見る者に深い感動を与えます。

日原神社と海潮のカツラは、神秘的な雰囲気に包まれ、まさにパワースポットとして知られています。清らかな空気が流れ、鳥のさえずりや風の音が心地よく響き渡ります。特に新緑の季節には、カツラの葉が鮮やかな緑に輝き、秋には美しい黄葉が境内を彩ります。巨木の下に立つと、自然の偉大さと悠久の時を感じることができ、心身ともにリフレッシュできます。


【豆知識】
海潮のカツラは、学術的にも貴重な存在として、国の天然記念物に指定されています。カツラの木はハート形の葉が特徴で、秋には甘い香りを放つと言われています。