恋愛成就から学問まで - 高津柿本神社

主祭神は柿本人麻呂で、万葉集の代表的な歌人です。
歌道を始めとする学問や農業の神、また石見産紙の祖神とされたことから殖産の神（農業、工業、商業、水産業など、あらゆる産業の発展を司る神）としても崇敬されています。
また、学問の神徳もあり、学業成就や合格祈願のご利益がいただけます。受験生や学びの道を志す方が多く訪れ、祈願祭（勧学祭）も行われています。

「鴨島の石」と呼ばれるパワーストーンがあり、恋人同士で触れると幸せになれると言われています。この石は、かつてこの地にあった鴨島という場所から引き揚げられたものと伝えられています。

敷地の西側には「島根県立万葉公園」が広がっています。


【豆知識】
柿本人麿（かきのもとのひとまろ）は、飛鳥時代の歌人で、万葉集に多くの歌が収録されている、日本を代表する歌人の一人です。特に長歌に優れ、雄大で格調高い作風で知られています。万葉集では「万葉第一の歌人」と評され、後世には「歌聖」とも呼ばれました。

社殿裏手にある「鴨島の石」は、元の社地だった鴨島から流れ着いたと伝わり、恋愛成就のパワーストーンとして人気です。

【穴場スポット】
隣接する「蟠竜湖県立自然公園」の蟠竜湖には、貸しボートがあるので、カップルにおすすめのプチデートスポットです。