都会のオアシス - 神戸市立森林植物園

神戸市立森林植物園は、六甲山地の北側、神戸市北区に位置する約142.6ヘクタールの広大な敷地を持つ植物園です。1940年に開園した歴史ある施設で、世界の森林を再現した約1200種以上、約10万本の樹木が植栽されています。北アメリカ区、ヨーロッパ区、アジア区など、大陸別に植物が配置されており、まるで世界旅行をしているかのように様々な樹木を鑑賞することができます。特に、春の新緑、初夏のアジサイ、秋の紅葉は圧巻で、四季折々の美しい景観が楽しめます。
標高約200mから約400mにかけて、さまざまな植生帯に分かれており、四季折々の植物を楽しむことができます。

園内は、散策路が整備されており、森林浴をしながらゆっくりと歩くことができます。アップダウンのあるコースもありますが、自然の中で新鮮な空気を吸い込み、鳥のさえずりを聞きながら歩く時間は、日頃の疲れを癒してくれるでしょう。また、植物の専門的な知識を深めたい方のために、植物の説明板やガイドツアーも用意されています。子供向けのイベントやワークショップも開催されており、家族みんなで自然に親しむことができます。

植物園内には、軽食や喫茶が楽しめるカフェレストランや、植物に関するグッズやお土産を扱うショップも完備されています。休憩を挟みながら、一日を通して植物園の魅力を存分に満喫できます。