ザ、昭和！通天閣

通天閣は、1912年に初代が誕生し、現在の2代目は1956年に再建された、大阪の象徴的なランドマークです。2007年5月15日に登録有形文化財となりました。

「新世界」と呼ばれる周辺エリアとともに、古き良き大阪の庶民的な雰囲気を色濃く残しています。通天閣の魅力は、その昭和レトロな外観と、高さ103m（現在108ｍ）の展望台からの360度パノラマビューにあります。展望台からは、眼下に広がる新世界の賑やかな街並みはもちろん、遠くはあべのハルカスや梅田のビル群、大阪城まで見渡せ、大阪のダイナミックな都市景観を堪能できます。
追加料金で、スリル満点の「跳ね出し展望台」と「特別屋外展望台」を体験できます。

通天閣の展望台には、幸運の神様として親しまれている「ビリケンさん」が祀られています。その足の裏を撫でると願いが叶うと言われており、多くの観光客が列をなして触れていきます。ビリケンさんの像は、展望台だけでなく、新世界のあちこちに設置されており、探してみるのも楽しいでしょう。また、展望台フロアでは、通天閣の歴史や周辺エリアの紹介、そして懐かしい大阪の風景を再現した展示なども楽しめます。


【豆知識】
通天閣のてっぺんには、色が変わるネオンがあります。これは、翌日の天気を知らせる天気予報の役割も果たしています。白は晴れ、オレンジは曇り、青は雨など、色によって予報が異なります。