清流の七重奏！河津七滝

河津七滝（かわづななだる）は、静岡県河津町を流れる河津川の渓谷に点在する7つの滝の総称です。「だる」とは、この地方の方言で滝を意味します。それぞれ異なる表情を持つ滝が約1.5kmの遊歩道で結ばれており、上流から釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、カニ滝、出合滝、大滝の順に巡ることができます。特に、水量豊かな滝が織りなす清流の音と、周囲の豊かな緑が、訪れる人々を癒しの世界へと誘います。

遊歩道は比較的整備されており、小さなお子様連れやご年配の方でも安心して散策を楽しめます。滝の近くには、滝壺を間近で眺められる展望台や、休憩できるベンチなども設置されています。特に、伊豆の踊子像が立つ「初景滝」は、記念撮影スポットとしても人気です。

河津七滝は、四季折々の美しい自然が楽しめるのも魅力です。春の新緑、夏の清涼感、秋の紅葉、そして冬の澄んだ空気の中で見る滝の姿は、それぞれ異なる感動を与えてくれます。