ガラス越しに迫力満点！日本平動物園

日本平動物園は、静岡市駿河区の日本平の麓に位置する、広大な敷地を持つ動物園です。約160種類700点（頭・匹・羽）もの動物たちが暮らしており、檻や柵を極力減らし、動物たちの自然な姿を間近で観察できる工夫が凝らされています。特に、高低差を活かした「猛獣館299（肉球）」では、ライオンやトラ、ホッキョクグマなどの大型肉食動物を、ガラス越しに迫力満点で観察できます。他にも、ゾウや、キリン、サイなどの大型動物、レッサーパンダ、サルや、クマや、オランウータンなどの動物たちが飼育されています。

動物園では、動物たちの生態を活かした展示方法に力を入れており、動物たちが本来持っている能力や行動を引き出す工夫がされています。例えば、ピューマの高い跳躍力を生かせるよう、8メートルの高さがある放飼場に高低差のある擬岩を配置するなど、動物たちが快適に過ごせる環境づくりがなされています。また、レッサーパンダの飼育・繁殖においても重要な役割を担っており、日本のレッサーパンダの血統登録を担当しています。

動物とのふれあいイベントも充実しており、エサやり体験や小動物との触れ合いなど、来園者が動物たちと直接交流できる機会が多く設けられています。広々とした園内には、遊具や休憩スペースも点在しており、家族連れで一日中楽しめる施設です。


【お役立ち懸念点】
園内は起伏が多く、坂道や階段もあるため、歩きやすい靴で訪れるのが良いです。
令和７年４月から老朽化のため「オートチェア」を休止しています。それに伴い、「ローラースライダー」、「展望広場」、「（展望広場へ向かう）山道」への立ち入りも出来ません。