渥美半島の伊良湖岬灯台

伊良湖岬灯台は、愛知県渥美半島の先端に位置する、美しい白亜の灯台です。太平洋と伊勢湾、三河湾を分ける重要な航路標識として、1929年（昭和4年）に初点灯されました。灯台の立つ岬の突端からは、雄大な太平洋と、神島や三河湾、伊勢湾の島々、そして遠く三重県の志摩半島まで見渡せる絶景が広がります。特に、夕暮れ時には、茜色に染まる空と海、そして灯台のシルエットが織りなす幻想的な光景は、多くの人々を魅了します。

灯台へと続く遊歩道は、美しい砂浜「恋路ヶ浜」から続いており、波の音を聞きながら散策するだけでも心が癒されます。恋路ヶ浜は、「日本の白砂青松100選」や「日本の渚100選」にも選ばれた景勝地で、その名の通り、恋愛成就のパワースポットとしても知られており、カップルのデートスポットとしておすすめです。

灯台の周辺は、自然公園として整備されており、四季折々の花々が楽しめます。また、伊良湖岬は、渡り鳥の飛来地としても有名で、特に秋には、サシバやハチクマなどの猛禽類が群れをなして渡っていく様子を観察できるバードウォッチングの好スポットとしても知られています。

駐車場からは400mほど歩きます。

「灯台茶屋」に名物「焼き大あさり」などあります。