播磨富士 - 高御位山

高御位山（たかみくらやま）は、兵庫県加古川市と高砂市にまたがる標高304メートルの山で、その美しい山容から「播磨富士」とも呼ばれています。初心者でも比較的気軽に登山を楽しめる手軽さが魅力で、週末には多くのハイカーで賑わいます。山頂からは、360度の大パノラマが広がり、眼下には播磨平野、遠くには瀬戸内海、淡路島、そして明石海峡大橋まで見渡せる雄大な景色を楽しむことができます。特に、日の出や夕日の時間帯は、空と海が茜色に染まり、息をのむような美しさです。

この山の魅力は、四季折々の表情を見せる自然と、山頂からの開放的な眺望です。春には山ツツジが咲き乱れ、秋には紅葉が山を彩ります。冬には空気が澄んで、より遠くまで見渡せる日が多くなります。登山道はいくつかありますが、一般的には加古川市側からのルートが整備されており、比較的登りやすいのが特徴です。途中に点在する奇岩や巨岩も、散策のアクセントとなり、自然の造形美を感じることができます。

登山ルートも複数あり登山時間も往復2時間〜4時間ほどの登りやすい山です。一周回るコースは4時間ほどです。木々が少ないので7・8月はとても暑いです。
登山口の鹿嶋神社と北山鹿島神社に駐車場があります。

高御位山は、健康的なレジャーとして登山を楽しむだけでなく、その美しい景観から写真愛好家にも人気のスポットです。山頂には、高御位神社があり、古くから信仰の対象とされてきました。

最初の写真は生石神社の山頂から高御位山を撮影したものです。