厄除け「郷照寺」

郷照寺の創建は、奈良時代の神亀2年（725年）と伝えられています。開基は行基菩薩で、当時は「仏光山・道場寺」と称していました。

弘仁6年（815年）、弘法大師がこの寺を訪れた際、仏法有縁の地であると感得し、自刻の尊像を彫造して厄除けの誓願をされました。このことから、郷照寺は「厄除けうたづ大師」として広く信仰されています。

郷照寺の境内には、弘法大師の像や、弘法大師が修行したと伝えられる石像が安置されています。また、境内からは瀬戸大橋を望むことができます。

郷照寺は、四国八十八ヶ所霊場の中でも、比較的新しい時代に再興された寺院です。しかし、その歴史と伝承は古く、多くの人々から信仰されています。


【穴場スポット】
・入り口付近にある郷照寺の名物の「高橋地蔵餅本舗」は、昔ながらの人気のお餅屋さんです。売れきれ次第閉店してしまうので、早めの来店が良いです。

【お役立ち懸念点】
・参道周辺は道幅が狭い区間があるため徐行を。駐車場入り口付近は特に狭く、すれ違いなど難しいので注意が必要です。