裸祭りの西大寺観音院

西大寺観音院は、真言宗醍醐派の別格本山で、奈良時代に創建されたと伝えられる歴史ある寺院です。本堂は、国の重要文化財に指定されており、桃山時代の様式を伝える重厚な建築が見どころです。境内には、重要文化財の三重塔や、四季折々の花が咲く庭園など、見どころが豊富です。この寺院を全国的に有名にしているのが、毎年2月の第3土曜日に開催される「会陽（えよう）」、通称「西大寺会陽」や「裸祭り」です。数千人もの締め込み姿の男たちが、宝木（しんぎ）を求めて激しくぶつかり合う姿は、勇壮で熱気に満ち、日本の奇祭として多くの人々を魅了します。

JR西大寺駅から1kmほどで、吉井川沿岸にあります。

裸祭りでなくとも、お寺の参拝だけでも風格と見応えのあるお寺です。
本堂に祀られている千手観音菩薩は、厄除けや開運のご利益があるとして信仰されており、一年を通して多くの参拝者が訪れます。

駐車場はお寺の南側にあります。