日本神話で有名な須佐神社

出雲市佐田町の山里に鎮座する須佐神社は、須佐之男命の御魂をお祀りする古社。社殿の背後にそびえる「須佐の大杉」は周囲7m級、推定樹齢は約1,300年と伝わる境内随一の御神木で、静寂の森に立つ姿は圧巻です。参道脇を流れる素鵝川のせせらぎと相まって、境内全体が厳かな“清め”の空気に満ちています。

境内には本殿（県指定文化財）や末社が点在し、拝殿から回廊状にのびる動線でゆったり散策できます。社伝では、古事記の舞台と重なる出雲の地におけるスサノオ信仰を今に伝えています。
派手さはないですが、落ち着いた雰囲気があります。パワースポットとしても人気です。

上流側から観る山村も綺麗です。

川を挟んだ隣の敷地には、食事処の「味処すさのお」や「スサノオ館」があります。

出雲側から来る途中には、国道184号沿いには立久恵峡があります。
奥出雲側に向かうと日本滝百選の竜頭が滝があります。
また、出雲大社からは県道39号を通れば、車で40分ほどです。


【豆知識】
・「御魂鎮めの社」とされ、スサノオの御魂を祀る唯一の神社と紹介されることがある。御神木「須佐の大杉」は参拝者の祈りを集める象徴。