女性に占いが人気！八重垣神社

八重垣神社は、日本の神話「八岐大蛇（ヤマタノオロチ）退治」ゆかりの地として知られる、古くから縁結びの神様として信仰されてきた神社です。主祭神は素盞嗚尊（スサノオノミコト）と、彼が八岐大蛇から救い出したとされる櫛稲田姫命（クシナダヒメノミコト）で、二人が夫婦となったことから、特に良縁や夫婦円満にご利益があると言われています。

この神社の最大の魅力は、境内奥の森の中にある「鏡の池」での縁占いです。専用の和紙に硬貨（10円玉または100円玉）を乗せ、池に浮かべます。紙が沈むまでの時間で縁が訪れる速さを、遠くまで流れるか近くで沈むかで、良縁が遠いか近いかを占うことができます。その神秘的な体験は、多くの女性観光客に大人気です。

本殿の裏手には、スサノオノミコトが八岐大蛇の目を欺くために八重垣を築いたとされる場所があり、夫婦椿の木も縁結びのシンボルとして親しまれています。神話の舞台となった地で、清らかな水と緑に囲まれながら、歴史と縁結びのロマンを感じられる、出雲地方を代表するパワースポットです。