神社にある！姫のそば ゆかり庵

姫のそば ゆかり庵は、ヤマタノオロチ退治で知られるスサノオノミコトの妻、クシナダヒメを祀る稲田神社の社務所内にあります。こちらで提供されるそばは、奥出雲町で古くから栽培されてきた在来種の「横田小そば」。品種改良されていないため小粒ですが、その分、蕎麦本来の甘みと濃厚な風味が凝縮されており、「幻のそば」と称されています。奥出雲の豊かな自然の中で育まれたそばの美味しさを存分に引き出しています。

メニューは、出雲地方伝統の「割子そば」や、温かい「釜揚げそば」が中心です。特に、数量限定の「そば御膳」は、横田小そばを様々な形で楽しめる人気メニューです。お米は、天日干しされた奥出雲産の「仁多米コシヒカリ」を使用しており、そばと合わせて地元の恵みを堪能できます。店内は、神社の社務所らしく趣のある空間で、縁側からは四季を感じさせるお庭を眺めながら、ゆったりと食事を楽しめます。

稲田神社は、ヤマタノオロチ神話の稲田姫を祀る神社で、縁結び・安産のご利益として人気の神社です。


【穴場スポット】
姫のそば ゆかり庵がある稲田神社は、クシナダヒメ生誕の地とされており、境内には姫の「産湯の池」と伝わる池もあります。そばを味わった後に、神話の舞台である神社をゆっくり散策するのも良いでしょう。

【お役立ち懸念点】
「幻の横田小そば」は非常に人気があるため、特に週末や祝日のランチタイムは混雑し、数量限定のメニューは早々に売り切れてしまう可能性があります。確実にお目当てのそばを味わいたい場合は、開店直後を狙うか、事前の取り置き予約を利用することをおすすめします。