大正ロマンな美人画 - 夢二郷土美術館

岡山県岡山市中区に位置する「夢二郷土美術館」は、明治から大正にかけて活躍した画家であり詩人、デザイナーでもある竹久夢二（たけひさゆめじ）の作品を専門に展示する美術館です。岡山県邑久郡（現・瀬戸内市）出身の夢二は、その独特の美人画「夢二式美人」で一世を風靡し、現代にも大きな影響を与え続けています。美術館では、油彩画、日本画、版画、挿絵、装幀デザインなど、多岐にわたる夢二の作品が収蔵・展示されており、その芸術の世界観を深く知ることができます。

隣接する「art café 夢二」では、水戸岡鋭治がデザインした空間で、希少な千屋牛や牛窓マッシュルーム、岡山米「きぬむすめ」など夢二のふるさと岡山の食材にこだわり味わい深いこだわりのハヤシライスや竹久夢二が好んで食べていたレーズン入りの
焼菓子などがいただけます。

ブルーラインで牛窓に向かう途中に、竹下夢二の生家と夢二郷土美術館 分館があります。ただし、車で30分ほどかかります。
＜分館＞
岡山県瀬戸内市邑久町本庄１９９２