徳川家康の岡崎城

愛知県岡崎市にある岡崎城は、徳川家康が天文11年（1542年）に生まれた地として知られています。現在の天守閣は昭和34年（1959年）に再建されたもので、内部は歴史資料館となっており、徳川家康の生涯や、三河武士たちの活躍、岡崎城の歴史などが展示されています。最上階からは、岡崎市街地や周辺の自然、さらには遠くの山々まで見渡すことができ、天下統一を目指した家康の視点を追体験できるでしょう。

城が位置する岡崎公園の広々とした敷地には、家康公の銅像や、三河武士のやかた家康館、茶室「城南亭」など、見どころが点在しています。特に春には桜の名所として多くの花見客で賑わい、美しい桜と城のコントラストが楽しめます。また、園内では、グレート家康公「葵」武将隊による演舞が披露されることもあり、歴史をより身近に感じることができます。

明治時代に取り壊され、1959年に鉄筋コンクリート造で再建されました。
天守や家康館は有料ですが、城内は無料で観ることができます。