道の駅 播磨いちのみや

道の駅 播磨いちのみやは、兵庫県宍粟市一宮町須行名に位置し、中国自動車道山崎ICから国道29号線を鳥取方面へ約15分の場所にあります。最大の特徴は、播磨国の一の宮として知られる「伊和神社」のすぐ隣に位置していることです。そのため、参拝客も多く訪れ、縁結びのパワースポットとしても注目されています。道の駅の施設は、地元の木材をふんだんに使用した温かみのある造りで、休憩や食事、お土産探しにぴったりの空間です。

施設内の直売所では、宍粟市の特産品である手延べそうめん「揖保乃糸」や、柚子味噌、地元で採れた新鮮な野菜や果物などが豊富に並んでいます。全国各地の果物も販売されており、季節ごとに様々な旬の味覚に出会えるのも魅力です。レストラン「おふくろ食堂」では、地元の美味しいお米「こしひかり」を使った手仕込みのおかずや、揚げたて天ぷら、十割そばなど、心温まる家庭料理が楽しめます。特に、平飼いたまごのたまごかけごはんは人気の一品です。

また、道の駅には、隣接する伊和神社の秋祭りで使用される荘厳な「屋台（だんじり）」が展示されており、地域の伝統文化に触れることができます。旅の休憩だけでなく、歴史や文化、地元の食を体験できる魅力的なスポットです。ペット同伴で利用できるレストランも併設されており、愛犬家にも嬉しい道の駅です。


【豆知識】
道の駅 播磨いちのみやのすぐ隣にある「伊和神社」は、播磨国一宮（播磨国の総鎮守）として知られ、古くから産業の神、縁結びの神、病気平癒の神として信仰を集めています。また、宍粟市は日本酒発祥の地とも言われており、地元には多くの酒蔵があります。道の駅では、地元の地酒も購入できます。

【穴場スポット情報】
道の駅から徒歩1分の伊和神社は、パワースポットとして訪れる価値があります。本殿裏の「鶴石伝説」も有名で、美しい自然と歴史を感じられます。また、道の駅から車で約20分の場所にある「家原遺跡公園」では、縄文時代から中世にかけての複合遺跡が復元されており、古代の雰囲気に触れることができます。