姫路城は、兵庫県姫路市にある日本で初のユネスコ世界文化遺産です。保存状態の良さと壮大なスケールは、国内外から多くの観光客を魅了する、日本の城郭建築の最高傑作です。
島根県松江市にそびえる松江城は、全国に12しかない現存天守の一つであり、そのうち国宝に指定されているのはわずか5城。松江城はその貴重な一つです。慶長16年(1611年)に築城された、優美さと力強さを兼ね備えた城で、特に漆黒の壁と千鳥が羽を広げたような「千鳥破風(ちどりはふ)」が特徴です。城下町と共に、その歴史と風情が色濃く残る、松江市のシンボルです。
岡山県高梁市にそびえる備中松山城は、日本で唯一現存する山城の天守を持つ「天空の山城」として知られています。雲海に浮かぶ幻想的な姿は、多くの観光客を魅了する人気の城です。
兵庫県朝来市にある竹田城跡は、「天空の城」「日本のマチュピチュ」と称される山城跡です。秋から冬にかけての早朝には、雲海に浮かぶ幻想的な姿を見ることができ、多くの観光客を魅了します。
岡山城は1597年に宇喜田秀家により築城されました。
広島城は、1589年に豊臣秀吉の五大老の一人であった毛利輝元が着工し、1599年まで約10年をかけて完成させた平城です。別名「鯉城(りじょう)」と呼ばれ、その名の由来には、堀に多くの鯉が泳いでいたことや、城郭の形状が鯉を連想させることなどが伝えられています。1945年8月6日の原爆投下により、当時の天守は完全に倒壊しましたが、本丸を囲む石垣や堀の一部は爆風に耐え、今日も当時の面影を残しています。
鬼ノ城は、岡山県総社市にあり、飛鳥時代から築城されたといわれ、桃太郎の鬼が島のモデルにもなった標高397メートルにある山城です。
津山城は、姫路城と松山城に並ぶ日本三大平山城の一つです。
島根県津和野町に位置する津和野城跡は、標高367mの霊亀山に築かれた山城です。「日本百名城」の一つで、眼下に広がる城下町の絶景と、石垣が残る堅固な城郭が魅力です。
広島県福山市の中心部にそびえる福山城は、日本百名城にも選定された歴史ある名城。博物館も併設し、歴史と文化を体験できます。
鳥取市にある羽柴秀吉の水攻めでも知られる、日本100名城にも指定されているお城です。
米子城は米子市の標高90メートルの小高い湊山に築かれたお城です。今は石垣を残すのみですが、米子の街、日本海、大山までほぼ360度のパノラマで見渡すことができます。