天空の城 - 竹田城跡

竹田城跡は、標高353.7mの古城山山頂に築かれた山城で、約400年前に廃城となりました。しかし、石垣がほぼ完全な形で現存しており、その縄張り（城の設計）が虎が伏せているように見えることから「虎臥城（とらふすじょう）」とも呼ばれています。特筆すべきは、気象条件が揃った際に発生する雲海です。前日の日中と早朝の気温差が激しく、湿度が高い晴れた日の早朝に、円山川から発生する霧が山々を覆い、竹田城跡がまるで雲の上に浮かんでいるかのような神秘的な光景を作り出します。この絶景を求めて、全国から多くのカメラマンや観光客が訪れます。

城跡内は一方通行の観覧ルートが整備されており、石垣の雄大さや、当時の築城技術の高さを感じながら散策できます。山頂の天守台から南に張り出した「南千畳」からの眺めは、特に「日本のマチュピチュ」と称される迫力ある景観で、人気の撮影スポットです。また、遠く離れた立雲峡（りつうんきょう）からも、雲海に浮かぶ竹田城跡の全景を望むことができます。

城内は一方通行の観覧ルートが整備されており、石垣の雄大さや当時の築城技術の高さを感じながら散策できます。山頂の天守台から南側に張り出す「南千畳」からの眺めは特に圧巻で、城跡全景を見渡す絶好の撮影ポイントです。立雲峡からも遠景として雲海に浮かぶ竹田城を望むことができ、昼夜を問わず訪れる価値の高いスポットです。

アクセスは一番近い駐車場「バス・タクシー乗降場」は一般車両での乗り入れが禁止されているため、バスかタクシーで行きます。

車は「山城の郷登城口」に止めてバスか徒歩（バス・タクシー乗降場まで徒歩20分）で行きます。

さらにバスを降りてから20分ほど歩きます。

竹田駅裏から登山道も直接あるようです。

竹田城跡を遠くから眺めるなら立雲峡へどうぞ。