山王総本宮日吉大社

日吉大社は、約2100年前に創祀されたと伝えられ、古くから京の都の表鬼門（北東）を守護する神社として信仰されてきました。また、猿が神の使いとして祀られていることから、学問や芸術の神様として、多くの人々に親しまれています。

日吉大社の境内は、広大な敷地に、西本宮、東本宮、奥宮、摂社・末社など、多くの社殿や史跡が点在しています。

西本宮は、主祭神の大己貴命（おおなむちのみこと）を祀る神社です。本殿は、1586年に再建されたもので、国宝に指定されています。

東本宮は、主祭神の大山咋命（おおやまぐいのみこと）を祀る神社です。本殿は、西本宮と同じく、1586年に再建されたもので、国宝に指定されています。

奥宮は、主祭神の天照大神（あまてらすおおみかみ）を祀る神社です。本殿は、1666年に再建されたもので、重要文化財に指定されています。

摂社・末社には、菅原道真公を祀る矢上天神社や、猿を神の使いとして祀る猿塚神社など、さまざまな神社が祀られています。

日吉大社は、四季折々の美しい景観も魅力の一つです。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとにさまざまな表情を見せてくれます。