日本建国の地 - 橿原神宮

奈良県橿原市に位置する橿原神宮は、日本書紀に記された初代天皇である神武天皇が、畝傍山（うねびやま）の麓で即位したとされる地に、明治時代に創建された神社です。広大な神域は、橿原の森に包まれ、参道を歩くだけでも清々しい気持ちになります。特に、春には桜、秋には紅葉と、四季折々の美しい自然が楽しめ、その壮大なスケールは訪れる人々を圧倒します。
橿原神宮は、国宝の本殿と御神宝、そして豊かな自然が魅力の神社です。

談山神社へは車で県道155号で20分ほどです。


【豆知識】
橿原神宮は、日本の建国を記念して創建されたため、毎年2月11日の「紀元祭」は特に盛大に執り行われます。2025年は巳年であり、ジャンボ絵馬も飾られています。また、境内には「さざれ石」が奉納されており、日本の国歌「君が代」の歌詞に登場するさざれ石を実際に目にすることができます。

【穴場スポット】
広大な境内を散策すると、長山稲荷社など、あまり人が訪れない静かな末社があります。深田池畔に鎮座する長山稲荷社は、開運厄除、五穀豊穣、商売繁盛、家内安全などのご利益があると言われ、初午祭も行われる場所で、落ち着いた雰囲気の中で参拝できます。