天空の円盤！大室山

大室山（おおむろやま）は、伊東市にある標高580メートルの単成火山で、山頂には直径300メートル、深さ70メートルの大きな噴火口跡があります。そのなだらかな稜線がお椀を伏せたような美しい形をしていることから、伊東のシンボルとして親しまれています。

山頂へはリフトで約6分で到着でき、気軽に空中散歩を楽しめます。リフトからは、眼下に広がる緑の斜面や、遠くの海を眺めることができます。

山頂は、火口跡がそのまま芝生に覆われたお鉢状になっており、一周約1キロメートルの「お鉢巡り」が楽しめます。お鉢巡りの道からは、相模湾、伊豆大島、天城連山、富士山など、伊豆半島ならではの雄大な360度パノラマが広がります。特に、見晴らしの良い日には、息をのむような絶景を堪能できます。

山頂には、安産や縁結びの神として信仰される「浅間神社」や、アーチェリー場も併設されており、景色だけでなくアクティビティも楽しめます。毎年2月には、山焼きが行われ、その後の新緑の季節には、緑の絨毯が広がる美しい景色が楽しめます。伊東観光で外せない、自然の美しさと絶景を体験できるスポットです。


【お役立ち懸念点】
リフトは屋外のため、強風時や雨天時には運休になることがあります。事前に公式サイトなどで運行状況を確認することをおすすめします。山頂は日差しを遮るものが少ないため、夏場は帽子や日焼け止め、冬場は防寒対策をしっかり行う必要があります。また、お鉢巡りの道は舗装されていますが、起伏があるため歩きやすい靴で訪れるのが良いでしょう。