神秘！神の子池

摩周湖の地下水が湧き出ていると言われており、水温は年間を通して8℃と低く、倒木が青い水の中に腐らずに化石のように沈んでおり、その隙間を朱色の斑点を持つオショロコマが泳ぐ景観は何とも言えない不思議な美しさを演出しています。

池の周囲は原生林に囲まれており、手つかずの自然がそのまま残されています。野鳥のさえずりや風の音が響き渡り、都会の喧騒から離れて、心静かに自然を満喫できる場所です。池のほとりまでは遊歩道が整備されており、比較的歩きやすいですが、自然の中なので足元には注意が必要です。夏には緑豊かな森と池のコントラストが美しく、秋には紅葉が池の色彩に深みを加えます。

神の子池は、その美しさから「パワースポット」としても人気を集めています。


【豆知識】
神の子池の水は、摩周湖と地下で繋がっていると考えられています。摩周湖の伏流水が、長い年月をかけて地下を流れ、ここで湧き出していると言われています。

【お役立ち懸念点】
神の子池へ続く林道は未舗装で、悪路なため、運転に不安がある方や、車高の低い車での走行は避けた方が良いでしょう。冬季は林道が閉鎖され、車でのアクセスができません。雪解け直後は路面状況が悪化しやすいので注意が必要です。トイレは簡易的なものが設置されていますが、あまり綺麗ではない場合もあります。周辺に飲食店や売店は一切ないので、飲み物や軽食は事前に準備していくことをおすすめします。携帯電話の電波が届きにくい場所もあります。