明治の技術結晶 - めがね橋(碓氷第三橋梁)
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群馬県安中市にある、赤レンガが美しい煉瓦造りの4連アーチ橋の鉄道遺構です。アプト式鉄道の歴史を物語り、廃線ウォークで絶景とレトロな雰囲気を楽しめます。
めがね橋、正式名称「碓氷第三橋梁」は、群馬県安中市に位置する、明治時代に建設された高さは31m、長さは91mの壮大な日本最大級のレンガ造りのアーチ橋です。かつては急勾配の碓氷峠を越えるアプト式鉄道の重要な一部として活躍し、その堅牢な造りと美しい景観から、国の重要文化財に指定されています。
現在は鉄道として使われることはありませんが、アプトの道という遊歩道として整備され、廃線となった鉄道の歴史を肌で感じながら散策できる人気の観光スポットとなっています。
この橋の最大の魅力は、そのレトロでフォトジェニックな景観にあります。四連アーチのレンガ造りの橋は、新緑や紅葉の季節には、周囲の自然と見事に調和し、絵画のような美しさを見せます。橋の上からは、かつての線路跡が遊歩道として続く景色や、深い谷を見下ろすことができ、歴史の重みと自然の雄大さを同時に感じられます。特に、橋を下から見上げたときの迫力は圧巻で、その構造美に感嘆することでしょう。
めがね橋は、ただ見るだけでなく、実際に歩いてその歴史を体感できる場所です。アプトの道を辿って、丸山変電所跡や旧丸山駅など、他の鉄道遺構と合わせて散策するのもおすすめです。鉄道が日本の近代化に果たした役割や、当時の土木技術の高さを学ぶことができます。
[営業時間]
終日開放
[駐車場]
無料駐車場あり(旧熊ノ平駅跡、めがね橋近くに数箇所)
- カテゴリ
- 安中|景観|橋
- 場所
- 群馬県安中市松井田町坂本
- 公式サイト
- https://www.city.annaka.lg.jp/page/2018.html
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