幕末維新の激動 - 高知城歴史博物館

高知県立高知城歴史博物館は、高知県高知市の中心部、高知城追手門のすぐそばに位置する歴史博物館です。土佐藩主山内家ゆかりの歴史資料を中心に、中世から近現代に至るまでの高知県の歴史と文化に関する貴重な資料を多数所蔵・展示しています。博物館の建物は、高知城の景観に配慮したモダンなデザインで、高知の歴史を学びたい観光客にとって必見の施設です。

この博物館の最大の魅力は、高知城と一体となって高知の歴史を深く学べる点にあります。館内では、土佐藩の成立から幕末維新期にかけての激動の時代、そして近代へと続く高知の歩みが、様々な展示物や映像、解説パネルを通して分かりやすく紹介されています。特に、土佐藩主山内家伝来の甲冑や刀剣、美術工芸品などは見応えがあり、当時の武士たちの暮らしや文化を肌で感じることができます。


【穴場スポット】
常設展や企画展は人気ですが、館内の「ミュージアムショップ」は、歴史関連グッズや高知ならではのお土産が見つかる穴場です。また、博物館の窓からは、高知城を間近に望むことができ、天守と博物館を一緒に写真に収めることができます。

また、北側のエリアには、「高知県立文学館」と「高知まんがBASE」があります。
「高知まんがBASE」は、高知県立公文書館内のマンガ文化情報拠点。1階で1980年代～最新の約1万2000冊を無料閲覧でき、まんが甲子園作品展示も充実。3階まんが交流室ではタブレットを使ったデジタル作画体験や教室が開催され、ARアプリでキャラクターと記念撮影も楽しめます。

【お役立ち懸念点】
専用の駐車場はありません。最寄りの駐車場は、「高知城公園有料駐車場」です。