太平洋の絶景！室戸岬

岬一帯は「室戸ユネスコ世界ジオパーク」。海底でできた縞模様の岩（タービダイト層）や隆起の痕跡が露出し、海岸沿いの乱礁遊歩道では国の天然記念物・亜熱帯性海岸植物群落を代表するアコウの木が岩を抱くように伸びる奇観に出会えます。ダイナミックな地形と植生を間近で感じられるのが室戸の醍醐味です。

地理 安芸山地が太平洋に落ち込む南端で、太平洋に大きく突き出し、紀伊水道と土佐湾を分ける。
泥岩・砂岩・斑れい岩により、海岸段丘や岩礁、奇岩が形成され、冬でも温暖で、亜熱帯植物が繁茂しています。
当岬から西側は海岸段丘が発達しており、その独特の地形と豊かな自然が魅力の観光スポットです。

特に、ダイナミックな景観を楽しめる海岸沿いの遊歩道や、夕日や夜景が美しい高台の灯台など、さまざまな見どころがあります。

また、室戸岬は、空海（弘法大師）が開眼されたとされる御厨人窟（みくろど）や、四国八十八ヶ所霊場（最御崎寺）などのパワースポットとしても知られています。


【豆知識】
・だるま朝日・夕日は室戸の冬の風物詩。発生期は概ね9月下旬〜3月中旬。

【穴場スポット】
・中岡慎太郎像に向かって左手の階段を5分ほど登ったところに、「室戸岬展望台」があり、室戸岬の海岸全体のパノマラが広がる写真撮影スポットです。
・御厨人窟と神明窟：弘法大師ゆかりの海食洞。特には日の出の時間は、朝日の光が洞窟内に差し込み神秘的な景色を演出するパワースポットです。