歴史・そば・妖怪!? - 深大寺

深大寺は、東京都調布市にある天台宗の古刹で、都心から比較的近いにも関わらず、豊かな自然に囲まれた静かで落ち着いた雰囲気を持っています。厄除けや縁結びのご利益で知られ、多くの参拝者が訪れます。本堂をはじめとする歴史ある建造物群は、日本の伝統的な美しさを感じさせ、四季折々の風景も楽しめます。

この地域の代名詞ともいえるのが「深大寺そば」。周辺には多くのそば店が軒を連ね、打ちたての風味豊かなそばを味わうことができます。参道にはお土産物屋さんや甘味処も多く、散策の合間に立ち寄るのも楽しみの一つです。特に、そばだんごやそばまんじゅうなども人気です。

また、深大寺のもう一つの大きな魅力は、水木しげるゆかりの「鬼太郎茶屋」があることです。妖怪のオブジェが点在する公園や、妖怪グッズを扱うお店があり、子供から大人まで楽しめるユニークなスポットとなっています。歴史、食、そして妖怪というユニークな組み合わせが、深大寺を特別な観光地としています。

また、隣接する敷地にある、神代植物公園は、深大寺に隣接する広大な植物園です。四季折々の花々が楽しめる温室やバラ園、つばき園など、様々なエリアがあり、自然の中でゆったりと過ごしたい方におすすめです。特にバラの季節は多くの見物客で賑わいますが、それ以外の季節でも、広々とした園内を散策したり、ベンチで読書をしたりと、静かな時間を過ごすことができます。

調布駅からバスが出ています。徒歩30分程度なので歩けない距離ではありません。

また、割と近くには調布飛行場(調布空港)があります。

【豆知識】
調布市はゲゲゲの鬼太郎の漫画家水木しげるの第二の故郷でもあり、NHKの朝の連ドラの「ゲゲゲの女房」の撮影地にもなりました。

【穴場スポット】
深大寺天然温泉 湯守の里は、深大寺からほど近い場所にある日帰り温泉施設です。深大寺散策で疲れた体を癒すのに最適で、都会の喧騒を忘れてリラックスできます。露天風呂や多様な湯船があり、食事処も併設されているので、一日ゆっくりと過ごすことができます。