湯船の水と千枚田

「湯船の水」は、名水百選のひとつに選定されています。境内西端の岩の下から、常温16度、日量400トンが湧き出ています。

湯船の水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が豊富に含まれており、その味は「まろやかで甘みがある」と評されています。また、湯船の水は、お米の栽培に適しており、下流にある千枚田のおいしいお米にも貢献しています。

千枚田は、湯船の水が流れる小豆島の田んぼで、200段以上の段々畑が続いています。千枚田は、1300年以上の歴史があり、日本の代表的な棚田として知られています。