日本最古の神社 大神神社

大神神社は、日本最古の神社といわれています。ご祭神は大物主大神（おおものぬしのおおかみ）で、国造りの神様として、農業、工業、商業などの産業開発、方除け、治病、造酒、製薬、禁厭（まじない）、交通、航海、縁結びなど世の中の幸福を増し進めることを計られた人間生活の守護神として尊崇されています。

大神神社は、本殿がなく、拝殿から三ツ鳥居を通して山に向かって拝みます。三ツ鳥居は、国造りの神様である大物主大神が、この地に鎮まるために、三つの御魂を分けて三つの鳥居に宿らせたものと伝えられています。

また、大神神社には、三輪山の山中に、奥津磐座（おくついわざ）、中津磐座、辺津磐座の三つの磐座があります。奥津磐座は、大物主大神の御魂が鎮まる場所で、一般の人は入ることができません。中津磐座は、大物主大神の御霊が宿る場所で、拝殿の裏側に位置しています。辺津磐座は、大物主大神の御霊が鎮まる場所で、拝殿の前に位置しています。

駐車場は三輪参道入り口の大鳥居側に多くありますが、徒歩10〜15分ほどかかります。